院長BLOG

歯科検診17.09.20

 8月24日市川市の母と子の歯科検診がありました。実際には子供の歯の検診です。6歳から9歳の子供が来ていました。虫歯のある人は1人でした。3歳児検診もそうですが、本当に検診に来られる人たちの、親御さんのデンタルIQの高さに感心させられます。それでは、虫歯のない人たちは何を目的で来られたのでしょうか。もちろん、大半の人は虫歯があるかどうかを確認してもらうために来ていますが、それに加え、矯正相談が多かったです。相談内容は、歯の出る隙間が少ないですが並ぶでしょうか。受け口ですが、このままではどうなりますか。また直すとしたら、いつから始めたらよいでしょうか。上の前歯が気になりますが、治るでしょうか(出っ歯の状態でした)。不正咬合の状態にかかわらず、今後どのような状態になっていくのか。矯正が必要なのか、あるいは矯正をすれば治るのか。いつから始めたらよいか。ということでした。これらと不正咬合を絡めることで、良い提案ができます。
 不正咬合は、先天的な要因と後天的な要因により作られます。先天的とは、遺伝的なものです。親子で顔が似ているというものはこれに当たります。後天的とは、病気だったり、悪い癖だったりです。病気で例えるならば、鼻がつまるということがあります。鼻がつまると何が起きるでしょうか。まず、鼻で息ができないため、口で息をします。これにより、風邪をひきやすい状況が引き起こされます。歯科矯正においては、口呼吸は下顎の成長方向性を変化させ悪い成長(下後方への成長)をさせてしまいます。また、口呼吸によって舌が下がります。舌は顎の成長に大きく関与しています。下顎の歯を全体に広げます。場合によっては受け口になってしまいます。また、舌が上の歯と下の歯の間にいつも存在していると、その部分の開口(口を閉じてもかまない部分)を生じます。
これらはすべてかみ合わせを悪くし、よく噛めない状況を作ります(本人は最初からその状態のため不便は感じていません)。このような場合、まず鼻が通じるようにすることが大事です。鼻呼吸ができるようになると、次にそれに付随する悪い習慣の改善をすることです。このように、矯正相談の時期ですが、早く相談していただいたほうが良いです。早くにできる手立てがある場合がありますから。
 あなたのお子様の歯並びで悩んでいませんか?
 勇気をもって、一度ご相談ください。

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