院長ブログ

14.08.10

舌の機能について考えてみましょう

こんにちは。市川駅すぐの矯正専門歯科「アイアイ矯正歯科」の山下です。

舌には一般的に、食物を食べる時そして発音をする時、この2つがよく知られています。


1 食物を食べる(摂食・嚥下・味覚) 

食べ物を口の中に入れる時、唇と歯を使い舌に渡します。それを、臼歯に渡しすりつぶします。次に、舌の中央に集め喉の奥へと流し込みます。

2 発音

発音には、母音と子音があります。
   
特に子音の発音には、舌を使って行います。

母音は唇の形を変えて発音します。


たとえば、舌を動かさないで子音をカ行から順番に発音してみてください。子音ではなく、母音になっているはずです。


これらに加え、

3 顎の成長発育に関与

舌は、口を閉じている時、上顎に前歯の少し後ろから喉の近くまでくっついています。これにより、成長期の上顎下顎に対し、均等に内側から圧力をかけることができます。それが、上顎下顎の正常な成長を促しています。


このように、舌は食べる機能、発音機能ばかりでなく、歯科矯正に関係のある成長発育にも影響していることが分かります。

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