院長BLOG

顎変形症(反対咬合)21.02.06

顎変形症(反対咬合)

顎変形症(反対咬合)
顎変形症とは、歯科矯正を行いなおかつ外科手術も必要とする症例のことです。なぜ矯正だけではいけないのでしょう。今回反対咬合(受け口)について説明しましょう。
まず反対咬合の特徴を見てみましょう。(特に骨格性の反対咬合)
このレントゲンは骨格性の反対咬合のものです。下顎骨が上顎骨より前に出ていることがよくわかります。そのため、下唇が緊張し下顎前歯を内側に(舌側)入ってきます。また、上唇の緊張は下顎骨が前方に出たため緩み、上顎前歯は外側に(唇側)傾斜しています。
さて、ここで下顎骨を手術で後退させることなく反対咬合を治す歯科矯正を考えてみましょう。まず歯は骨の中で移動することを覚えておいてください。一般的に反対咬合の場合、上顎前歯を前に、下顎前歯を後ろに動かすことができると改善することができます。しかし、上顎前歯の前に骨はなく下顎前歯の後ろに骨はありません。その場合、上顎前歯を前方に傾斜させ下顎前歯を後方に傾斜させることになります。この場合、歯の根が骨から一部出てしまう可能性があります。噛む力も弱くなり歯の寿命も短くなります。歯の見た目だけの改善になります。
もちろん顔貌の変化もほとんどありません。
そこで手術という選択肢が出てきます。
まず、上下顎の骨に歯を正しく並べます。特に上下前歯の傾きを本来あるべき角度にします。
上顎前歯は内側に(舌側)傾斜させます。下顎前歯は外側に(唇側)傾斜させます。見た目はより反対咬合が悪くなります。その上で下顎骨骨切りを行い、下顎骨を後退させます。移動量が大きい場合は上顎骨骨切りも同時に行い前方に移動します。これにより、上下顎の関係がよくなり、その結果上下の歯の関係も良くなります。顔貌もよくなります。
https://www.aiai-kyousei.com/mt/mt.cgi?__mode=view&_type=asset&blog_id=50&id=992

ページTOPへ