大人が矯正治療をした方が
良い理由
大人になっても
気になる歯並びは治せる?

大人になっての矯正治療に、年齢制限はありません。あるのは、口腔内環境による制限です。
例えば、歯を抜いて長期間たちますと、その部分の骨が痩せ、その部分への歯の移動が困難になります。歯周病などで歯槽骨が下がってしまった場合、歯の移動が難しくなります。
顎関節症がある場合、その治療が先に必要です。治療が長期にわたる場合矯正治療が難しくなります。
このように、年齢制限はありませんが、年とともに口腔内環境が悪くなりやすく、年とともに矯正治療の範囲が狭まる可能性があります。
矯正治療をおすすめしたい方
- 歯並びが原因で、食べ物が食べにくい方
- 歯並びが原因で、食事の後歯ブラシがうまくできない
- 歯並びが原因で、口が閉じない等
日常歯並びが原因で、悩んでいる方はぜひ相談ください。
これらの原因に骨格の影響が大きい場合は、矯正治療だけでは対応できず、手術を併用することもあります。このような手術併用矯正にも対応しています。
大人の矯正の
メリット・デメリット

メリット
- 自分の歯でよく物がかめるようになります
- 自分の歯のため手入れが良ければ、一生その歯を使うことができます
デメリット
- 時間がかかること
- 矯正中に歯の痛みを感じ、年齢を重ねれば重ねるほど強く長くなります
- 矯正料金が高い
抜歯になるケースと
ならないケースの違い
歯と骨のバランスが悪く、骨の上に歯が並びきらない場合抜歯となります。並ぶ場合は非抜歯となります。
上顎骨と下顎骨の関係が悪くその改善のため抜歯になる場合があります。
利用する矯正装置の種類
ブラケットという歯にワイヤーの力を伝える目的の物を歯に接着します。これにより、いろいろの種類のワイヤーが使えるようになります。
歯並びの乱れによる
身体のトラブル

虫歯になりやすくなり、歯周病にもなりやすくなります。咬合力の低下により、よく噛むことが難しくなります。
しかし、元々歯並びが悪いことが存在していたので、咬合力の低下に気づきません。
食べる時間が長かったり、食べ物をよく噛まず飲み込んでしまう場合が診られます。そのことは、胃腸にも負担をかけることになります。顎関節に影響がある場合があります。
矯正治療中に気をつけること
- 虫歯装置が複雑なため、食べかすが残りやすく虫歯になりやすいです。そのため、食後の歯ブラシを時間をかけて丁寧に行う必要があります。
- クリーニング行きつけの歯科医院にて定期的にクリーニングをしていただくといいでしょう。
- 生活習慣食生活において、堅い物を好む人はそれらを食べるとき気をつけて食べないと、装置を壊す原因となります。たばこは、歯を汚す原因になり、その汚れの除去が装置を装着しているため難しくなります。