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院長ブログ
13.12.09
保定(リテーナー)の重要性
こんにちは。
市川駅2分の矯正歯科 アイアイ矯正歯科
日本矯正歯科学会 認定医の山下です。
矯正治療が終わると保定装置(リテーナー)を装着します。
これは、動かした歯が元に戻ろうとしますので、後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着します。
この保定期間をただのアフターフォロー期間のように思っている方も中にはいるようです。
しかし、この保定期間は非常に大切です。矯正治療が終わって、ほっとしている時期かも知れませんが、しっかりと保定装置(リテーナー)を使用するようにしましょう。
図は、咬合力の推移(治療前、治療後、保定後)です。
どの不正咬合でも同じように、保定後に咬合力が急激に上がっています。
次の図は、咬合面積の推移(治療前、治療後、保定後)です。
こちらも、どの不正咬合でも同じように、保定後に咬合力が急激に上がっています。
*引用文献 北總博之先生 矯正歯科治療前後における咬合接触の変化
保定装置(リテーナー)は、少しの"あそび"(少し自由に歯が動ける)を考慮してします。
結果、上記のように、矯正治療後の保定で、咬合力や咬合面積が向上しています。
矯正治療は保定まで含めて矯正治療ですので、
動的治療後もがんばっていきましょう(^^)