院長BLOG

受験生の歯科矯正17.11.27

受験生の歯科矯正
メリット
受験を考えないで歯科矯正を考える場合、最適な時期に最適な装置を使用して、治療をすることができます。このことは、治療結果に大きな影響を及ぼします。より良い結果が得られるということです。例えば、よりよい成長を促すことにより上下顎の関係が良い関係になり、より理想に近い結果が得られます。また、永久歯を抜歯しないで治療が可能になる可能性があります。

デメリット
歯科矯正は、月に1度通院しなければなりません。治療中は来院後歯の痛みが数日あるかもしれません。口内炎もできるかもしれません。これは約1週間治癒しません。これらの痛みに耐えながら、勉強をしていただきます。これら痛みは、個人差があります。それほど気にならない人もいます。
歯についている矯正装置が硬いものに当たって外れることがあります。それに伴いワイヤーが頬に当たることがあります。このような場合、来院していただかないと直すことができません。
このように、塾や予備校の合間を利用して来ていただく必要があります。

入試直前及び入試中の歯科矯正
歯科矯正を考えている患者さんの入試は、私立や公立を受験する方がほとんどだと思います。その入試期間は1か月超と考えられます。歯科矯正のデメリットでも書きましたが、治療後の歯の痛みがありますので、入試期間とその前1~2か月は歯科矯正治療を後戻りをしないよう処置をして、中断いたします。その間は入試に集中していただきます。予約は最後の入試日の翌日以降に取らせていただいています。しかし、矯正装置が外れたりその結果痛みがあったりという場合は、急患として来院していただいています。これが、入試期間中のタイムテーブルです。

塾(予備校)と歯科矯正
歯科矯正は基本月に1度のため、塾(予備校)の合間に来院することが可能だと思います。もちろん、模擬試験や夏期講習や直前講習などの場合は、その時期を避けて予約を取っていただくようにしています。

入学金と歯科矯正治療費
受験が終わり合格をすると次に入学金を支払うことになります。特に私立合格の場合は高額になります。歯科矯正治療費の支払いと重なる場合は、特に経済的負担は大きくなります。
当院では、歯科矯正治療費は30回程度の分割も行っていますので、月々の負担を減らすことができます。これにより、入学金も矯正治療費も支払うことができます。

歯科矯正が入試結果に与える影響
当院に通院している受験生だった患者さんたちは、第1志望や。第2志望に合格していました。このことは、歯科矯正が入試結果に及ぼす影響は大きくないと考えられます。

結論
このように、歯科矯正治療は受験に大きな影響は少ないと考えられます。
しかし、患者さんやそのご両親が歯科矯正治療が大きな負担と感じられる場合、それは受験に多かれ少なかれ影響すると考えられます。
ご家族でよくご相談の上決めてください。

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