院長BLOG

欠損歯20.01.27

欠損歯
まれに、永久歯の本数が足りないことがあります。いつまでたっても、子供の歯が生え変わらない。歯医者さんで、レントゲンを撮影してもらったら、子供の歯の下に大人の歯がなかったということです。これを歯の先天的欠損といいます。
歯の欠損の多い部位は、上の前歯の真ん中から2番目の歯の欠損が1番多いです。
この場合、もし2本ない場合真ん中の歯は外に広がり、犬歯は真ん中に向かってきます。隙間だらけの歯になります。1本欠損の場合は、歯のない側に、真ん中の歯が倒れてきます。
その結果、正中にずれが生じてきます。
他に、下の前歯にも欠損歯が見られます。1本の場合と2本の場合があります。横の歯が正しく噛んでいる場合、下の前歯の本数が足りないことは、唇によって内側に押されます。
その結果、出っ歯になってしまいます。
また、6歳臼歯の前の歯も欠損することが多いです。この場合、歯の生え変わりが生じないため、気づくことが多いです。
治療
上の2番目の歯がない場合、2番目の歯の隙間をを作り、その部位にブリッジやインプラントを入れて元に戻す方法があります。
下の歯並びが悪く下の歯を抜く必要がある場合、上の歯は2本ないことを、抜いたこととし隙間を詰めてしまう場合もあります。
下の前歯が1,2本ない場合、ない歯の隙間をを作り、その部位にブリッジやインプラントを入れて元に戻す方法があります。
上の歯並びが悪く上の歯を抜く必要がある場合、下の歯は2本ないことを、抜いたこととし隙間を詰めてしまう場合もあります。1本ない場合は、下も1本抜く必要があります。
6歳臼歯の前歯がない場合、子供の歯をダメになるまで使い、ダメになったときに、ブリッジかインプラントを入れることを考える。
上下ともにガタガタな歯並びであれば、子供の歯の隙間を利用して並べることも可能です。

ページTOPへ